腕を下敷きにして寝て、手が痺れたという経験をしたことはありませんか?
これは、一時的な血行不良によるしびれと言われています。正座も同じような状態です。
圧迫が無くなれば、痺れはなくなります。これは問題ありません。
当院で多い患者様の痺れは、腕を圧迫していなくとも常時、腕や手に痺れがあり、指先に力が入りにくい、中には箸すら持てないという方もいらっしゃいます。
これらの痺れは、神経が圧迫を受けて動きが悪くなったり、伝達が悪くなったりして引き起こしている症状だと考えられます。
圧迫されやすい体の部位としては
①頸椎
②首肩の前面
③肘周り
④手首
が上げられます。
①に関しては、外観や触った感じでは判断しにくく、病院でMRIを受けてみないと圧迫しているかどうかわかりません。画像検査の結果、頸椎椎間板ヘルニア、頸部脊柱管狭窄症、変形性頚椎症などの診断があれば、手の痺れや力が入りにく原因の1つになっているかもしれません。
③④に関してもMRIで物理的に神経を圧迫しているものは無いか、レントゲンで骨はの変形が無いか検査します。設備が充実している病院では神経伝達検査などを行い神経に電気を流して、神経の伝達速度を計り、対象の神経に異常が無いか検査します。
また、症状が進行すると筋肉の萎縮や麻痺が起こります。ここまで来ると手術になるケースも多くなります。
そして②が当院で最も多い患者様です。このタイプは我々が手で行う検査が非常に重要になります。実際の医師も手で行う検査を重要視するようです。私もクリニックに努めていましたが、MRIやレントゲンで明確に②が原因で診断名がついたことはほぼありませんでした。なので、我々が手で検査して確かめていく必要がありました。
当院では①~④すべて適応範囲内ですが、③④手術を考えたほうが良いぐらいのものはまずは病院に行くことをお勧めします。
①に関しては病院を受診されてから当院に来られる患者様です。
①③④に関しては時間はかかりますが、症状が回復する方も多いです。
②に関しては施術直後からかなり改善される方もおられれば、緩やかに改善していく方もいらっしゃいます。
当院は痛みの症状や原因を追究する慢性痛専門院です。
あなたのお体をしっかり検査させていただき、お体の状態を分かりやすく説明いたします。
症状が慢性化する原因は
①筋肉の異常(硬くなっている、弱くなっている)
②神経が動きが制限されている、または伝達が悪くなっている
③体の使い方が悪い、または使える状態にない(姿勢や関節の問題)
などがあります。
あなたのお体は、まだまだ良くなる可能性があります。
慢性痛でお困りの方はぜひ、clear鍼灸治療院にご相談ください。
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